庭Cafeトーク Vol.34「一茶にみる江戸の園芸文化」2023年6月13日 文京区立肥後細川庭園にて開催されました        

日 時:2023年6月13日(火)13:30~15:00

講 師:賀来 宏和

会 場:文京区立肥後細川庭園 「松聲閣」(文京区目白台1-1-22)
                              庭園紹介はこちら

参加費:3,000円(抹茶+和菓子付)

定 員:20名(先着順)

申 込:電話または直接「松聲閣」へ

問合せ:文京区立肥後細川庭園 〒112-0015 東京都文京区目白台1-1-22 Tel 03-3941-2010

チラシはこちら

過日上梓した『一茶繚乱~俳人 小林一茶と江戸の園芸文化』の内容をお話しました。同書は大学の講義半期分に相当する量があり、これを1時間半でお話しするという、超圧縮版となりました。
ご参加の方からは、「梅」「桜」「朝顔」「菊」を1回ずつやってほしいとのご要望もあったそうで、嬉しい限りです。
会場の肥後細川庭園は、元は肥後熊本藩の下屋敷、江戸時代の庭を現代に繋ぐ場所であり、また、隣接する椿山荘は上総久留里藩の下屋敷で、あたりはツバキの名所地とされます。幕末には三百諸侯各藩がそれぞれ上中下の屋敷を持ち、社寺の庭と合わせると、江戸市中や近郊には千を超える大庭園が存在したことになり、まさに江戸は一大庭園都市だったわけです。
梅雨の晴れ間の青空が広がったこの日、緑深い庭園に、見頃を迎えた「花菖蒲」が美しく映えていました。

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