庭Cafeトーク Vol.34「一茶にみる江戸の園芸文化」2023年6月13日 文京区立肥後細川庭園にて開催されました
日 時:2023年6月13日(火)13:30~15:00 講 師:賀来 宏和 会 場:文京区立肥後細川庭園 「松聲閣」(文京区目白台1-1-22) 庭園紹介はこち […]
延喜式内社を巡る(その2)
延喜五年(905)から編纂が開始され、延長五年(927)に完成し、康保四年(967)に公布された『延喜式』に収載された「神名帳」に基づく、当時の朝廷が幣帛を奉献するとされる、いわゆる「延喜式内社」ですが、北は現在の岩手県 […]
『鎮守の森の過去・現在・未来~そこが知りたい社叢学』NPO法人社叢学会編
当方が理事を務めるNPO法人社叢学会編による書籍『鎮守の森の過去・現在・未来~そこが知りたい社叢学』をご紹介します。この書籍は、同学会理事長である皇學館大學の櫻井治男名誉教授、前理事長・名誉顧問の薗田稔秩父神社宮司をはじ […]
講演会・上映会「人・社・祭-文化風土の記録」 令和5年4月22日(土)國學院大學にて開催されました
●プログラム 講 演:「俳人 小林一茶と江戸の園芸文化」~社叢の園芸学:梅・桜・菊~ 講 師:賀来 宏和 上 映:「手の匠-日本文化をうみだすもの」財団法人ポーラ伝統文化振興財団25周年記念特別企画作品 ■日 時:令和5 […]
『一茶繚乱~俳人 小林一茶と江戸の園芸文化~』賀来宏和著
一茶の発句が描き出す 世界に誇る江戸の庶民園芸 小林一茶の残した二万句に及ぶ発句は、当時、世界最高の水準にあったわが国の園芸文化が成熟期を迎え、庶民の間に園芸が大流行していた様子を如実に物語っている。「梅」「桜」「朝顔」 […]
延喜式内社を巡る(その1)
縁あって「延喜式内社」などの古社を中心に全国の神社や鎮守の杜を訪ねていることは、既に述べましたが、「延喜式内社」ということについて少し書いておきます。通称である「延喜式内社」もしくは「式内社」とは、平安時代中期に編纂され […]
原初的な信仰と鎮守の森
古来、わが国では、山や森は神々の坐す場所として崇められてきました。上代には平野を含めて広大な森が広がり、神々の領域として、採集狩猟に入る際もしきたりに従って棄損しないように気遣ったはずです。白川静先生の『字統』では、「山 […]
五千社を超える神社の森を巡る
縁あって平安期の『延喜式』に収載された式内社などの古社を中心に、全国で5000社超の神社を参拝し、鎮守の森を巡ってきました。神社本庁包括の神社は現在約8万社とされ、これ以外の単立宗教法人の神社などを含めると、合わせて10 […]